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柿山伏

かきやまぶし


分類

鬼山伏狂言 平物

所要時間

約16分

登場人物

シテ:山伏、アド:畑主

あらすじ

大峰葛城山(奈良県の山)で修行を終えた山伏は、故郷への帰途につきます。途中で無性に喉が渇いた山伏は、柿の実を食べて渇きを癒やそうとしますが、畑主に見つかってしまいます。

畑主に散々にからかわれた山伏は、自慢の行力(ぎょうりき)を使って、畑主に反撃しようと試みますが……。

解説

小学校の教科書にも採用されていることから、近年ポピュラーな演目です。鬘桶を柿の木に見立てるという演出が用いられます。

参考文献 大蔵流狂言「名寄」
参考資料  第7回「狂言を楽しむ 徳讃会」

蝸牛

かぎゅう


分類

鬼山伏狂言 本神文

時間

約30分

登場人物

シテ:山伏

アド:主人

アド:太郎冠者

あらすじ

山伏が、厳しい修行から帰郷する途中、眠気に襲われ、藪の中で一眠りすることにします。

時同じくして、長寿の祖父(おおじ)を持つ主人は、さらに寿命が延びる妙薬として、カタツムリ(蝸牛)を食べさせると良いと聞きつけます。早速、召使いの太郎冠者を呼び出して、カタツムリを採りに行かせようとしますが、太郎冠者はカタツムリを見たことがありません。主人は「カタツムリとは、頭が黒くて、腰に貝を付けていて、折々は角を出し、藪には必ず居るものである。」と特徴を説明し、太郎冠者はカタツムリ採取に向かうのですが、太郎冠者が見つけたものとは。

解説

後半は囃子物のリズムと謡、舞が楽しい一曲です。

参考文献 大蔵流狂言「名寄」
参考資料  第11回「狂言を楽しむ 徳讃会」チラシ

蚊相撲

かずもう


分類

大名狂言 平物

時間

約30分

登場人物

シテ:大名

アド:太郎冠者

アド:蚊の精

あらすじ

大名が、「相撲ブーム」に乗ろうと、太郎冠者に新しく相撲の者(新参の者)を召し抱えてくるよう命じます。都合良く相撲どころとして有名な、江州守山(滋賀県守山)出身の力士の採用に成功するのですが……。

果たして、大名はどの様にこの相撲取りの弱点を攻略し、やっつけるのでしょうか。

解説

貧乏大名が新参者に対し勿体ぶって虚勢を張ろうとするところも滑稽ですが、相撲の者の面(つら)がまえや正体を現した姿も見どころです。

参考文献 大蔵流狂言「名寄」
参考資料  第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」チラシ

蟹山伏

かにやまぶし


分類

鬼山伏狂言 平物

所要時間

約13分

登場人物

シテ:山伏、アド:強力、アド:蟹の精

あらすじ

修行を済ませた山伏が強力を連れ、国(故郷)へ帰ります。近江国蟹が沢にさしかかると、にわかに空が曇り、異様な者が現れ「二眼天に在り、一甲地につかず、大足二足、小足八足、右行左行をして遊ぶ者の精」と謎を掛け、山伏を懲らしめるために現れたと言います。

山伏は、じゅ文を唱え、祈り殺そうとしますが……。

解説

山伏は厳しい山中での激しい修行を積んで、超能力者のような奇跡がやれると信じ、世間で威張り歩いたので、当時は世人から嫌がられていました。

しかしこの狂言は、権力への批判というような大げさなテーマが主眼になっているのではなく、おおらかでユーモラスなメルヘンの世界です。

参考文献 大蔵流狂言「名寄」
参考資料  第1回「狂言を楽しむ 徳讃会」番組

口眞似

くちまね


分類

小名狂言 平物

時間

約20分

登場人物

シテ:太郎冠者

アド:主人

アド:客人

あらすじ

あるところから御酒(ごしゅ)を一樽(いっそん)もらった主人は、誰かと一緒にお酒を飲みたいので、面白おかしい、適当な人物を探して呼んでこいと太郎冠者に命じます。

太郎冠者が探してきた客人は、大変酒癖の悪く、何とも危ない人物でした。主人はそのまま追い返そうと考えますが、太郎冠者にいさめられ、渋々もてなす事にします。ところが、太郎冠者には行儀作法の心得がなく、窮余の策として主人は自分の「言うよう、するようにせい」と命じるのですが……。

解説

太郎冠者を子方(こかた:子役)が演じることも多く、太郎冠者の素直な振る舞いが、無邪気な笑いを誘う一曲です。

参考文献 大蔵流狂言「名寄」
参考資料  第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」チラシ

膏藥煉

こうやくねり


分類

集狂言 平物

時間

約30分

登場人物

シテ:都の膏藥煉

アド:鎌倉の膏藥煉

あらすじ

先祖伝来の秘薬を携えて、鎌倉方、都方の膏薬煉は、秘薬の強さを勝負するために旅に出ます。街道で偶然にばったり出会った双方の膏薬煉は、その場で勝負することになり、薬にまつわる「謂(い)われ」や薬を作るための秘伝の材料、「薬種(やくしゅ)」を自慢し合います。

強力な精力(せいりき)と吸引力をもつ秘薬の強さ競べをするにあたり、体の中で一番頑丈そうな鼻にはり付けることになります。様々なテクニックを駆使し、勝利をおさめるのは果たしてどちらの膏薬煉でしょうか……。

解説

前段は奇抜な発想に基づく科白回しが、後段はダイナミックな所作が中心の見ごたえある演目です。

参考文献 大蔵流狂言「名寄」
参考資料  第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」

腰祈

こしいのり


分類

鬼山伏狂言 平物

時間

約30分

登場人物

シテ:祖父(おおじ)

アド:郷の殿(きょうのとの)

アド:太郎冠者

あらすじ

修行を終えて、久しぶりに実家へと立ち寄った郷の殿(山伏)は、かくしゃくとしながらも、すでに百歳(ももとせ)を迎える祖父の腰が、歳を取ったためにひどく曲がっていることを看て取ります。

そこで行力(ぎょうりき:修行で得た不思議な力)を使って祈りを始めると、見事にその効果が現れ、祖父の腰は日天子(にってんし:太陽)を拝めるほど回復しますが……。

解説

通常、鬼山伏狂言では、「山伏」が「シテ」となるのですが、この演目に限っては「祖父」が「シテ」になります。

参考文献 大蔵流狂言「名寄」
参考資料  第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」チラシ

皹(あかがり)

芥川(あくたがわ)

悪太郎(あくたろう)

悪坊(あくぼう)

朝比奈(あさひな)

麻生(あそう)

合柿(あわせがき)

粟田口(あわたぐち)

庵梅(いおりのうめ)

居杭(いぐい)

石神(いしがみ)

因幡堂(いなばどう)

今参り(いままいり)

伊文字(いもじ)

入間川(いるまがわ)

以呂波(いろは)

魚説経(うおぜっきょう)

靱猿(うつぼざる)

瓜盗人(うりぬすびと)

蛭子大黒(えびすだいこく)

夷毘沙門(えびすびしゃもん)

岡太夫(おかだゆう)

右近左近(おこさこ)

御茶の水(おちゃのみず)

鬼瓦(おにがわら)

鬼の継子(おにのままこ)

伯母ヶ酒(おばがさけ)

鏡男(かがみおとこ)

柿山伏(かきやまぶし)

蝸牛(かぎゅう)

蚊相撲(かずもう)

金津(かなづ)

蟹山伏(かにやまぶし)

鐘の音(かねのね)

鎌腹(かまばら)

神鳴(かみなり)

河原太郎(かわらたろう)

鴈雁金(がんかりがね)

鳫礫(がんつぶて)

不聞座頭(きかずざとう)

狐塚(きつねづか)

狐塚 小唄入(きつねづか こうたいり)

牛馬(ぎゅうば)

木六駄(きろくだ)

金藤左衛門(きんとうざえもん)

菌(くさびら)

鬮罪人(くじざいにん)

口眞似(くちまね)

首引(くびびき)

蜘盗人(くもぬすびと)

鞍馬参り(くらままいり)

栗隈神明(くりこのしんめい)

栗焼(くりやき)

鶏猫(けいみょう)

柑子(こうじ)

膏藥煉(こうやくねり)

腰祈(こしいのり)

子盗人(こぬすびと)

菓爭(このみあらそい)

昆布賣(こぶうり)

財寶(ざいほう)

左近三郎(さこんさむろう)

薩摩守(さつまのかみ)

佐渡狐(さどぎつね)

猿座頭(さるざとう)

三人片輪(さんにんかたわ)

三本の柱(さんぼんのはしら)

磁石(じしゃく)

二千石(じせんせき)

地蔵舞(じぞうまい)

止動方角(しどうほうがく)

痿痢(しびり)

清水(しみず)

舎弟(しゃてい)

秀句傘(しゅうくがらかさ)

重喜(じゅうき)

宗論(しゅうろん)

眞奪(しんばい)

末廣かり(すえひろがり)

素袍落(すおうおとし)

鱸包丁(すずきぼうちょう)

酢薑(すはじかみ)

墨塗(すみぬり)

政賴(せいらい)

節分(せつぶん)

煎物(せんじもの)

惣八(そうはち)

空腕(そらうで)

大黒連歌(だいこくれんが)

寶の槌(たからのつち)

笋(たけのこ)

蛸(たこ)

太刀奪い(たちうばい)

狸腹鼓(たぬきのはらつづみ)

千切木(ちぎりき)

千鳥(ちどり)

茶壺(ちゃつぼ)

月見座頭(つきみざとう)

通圓(つうえん)

筑紫奥(つくしのおく)

土筆(つくづくし)

釣狐(つりぎつね)

釣針(つりばり)

唐相撲(とうずもう)

飛越(とびこえ)

丼礑(どぶかっちり)

吃り(どもり)

鈍太郎(どんたろう)

長光(ながみつ)

泣尼(なきあま)

那須(なす)

名取川(なとりがわ)

鍋八撥(なべやつばち)

成上り(なりあがり)

業平餅(なりひらもち)

鳴子遣子(なるこやるこ)

縄綯(なわない)

仁王(におう)

二九十八(にくじゅうはち)

若市(にゃくいち)

鶏聟(にわとりむこ)

塗師(ぬし)

抜殻(ぬけがら)

寝音曲(ねおんぎょく)

禰宜山伏(ねぎやまぶし)

萩大名(はぎだいみょう)

伯養(はくよう)

八句連歌(はちくれんが)

花争(はなあらそい)

花折(はなおり)

花子(はなご)

鼻取相撲(はなとりずもう)

花盗人(はなぬすびと)

腹不立(はらたてず)

比丘貞(びくさだ)

髭櫓(ひげやぐら)

武悪(ぶあく)

吹取(ふきとり)

福の神(ふくのかみ)

福部の神(ふくべのしん)

福部の神 勤入(ふくべのしん つとめいり)

梟(ふくろう)

冨士松(ふじまつ)

文相撲(ふずもう)

附子(ぶす)

無布施経(ふせないきょう)

二人大名(ふたりだいみょう)

二人袴(ふたりばかま)

佛師(ぶっし)

舟渡聟(ふなわたしむこ)

舟船(ふねふな)

文荷(ふみにない)

文山立(ふみやまだち)

文藏(ぶんぞう)

法師ヶ母(ほうしがはは)

棒縛(ぼうしばり)

茫々頭(ぼうぼうがしら)

骨皮(ほねかわ)

盆山(ぼんさん)

枕物狂(まくらものぐるい)

松脂(まつやに)

松楪(まつゆずりは)

鞠座頭(まりざとう)

箕被(みかずき)

水掛聟(みずかけむこ)

胸突(むねつき)

目近(めぢか)

貰聟(もらいむこ)

八尾(やお)

八幡前(やわたのまえ)

祐善(ゆうぜん)

横座(よこざ)

米市(よねいち)

呼聲(よびこえ)

鎧(よろい)

楽阿彌(らくあみ)

連歌盗人(れんがぬすびと)

老武者(ろうむしゃ)

六地蔵(ろくじぞう)

呂蓮(ろれん)

暁の明星(あかつきのみょうじょう)

海人(あま)

合柿(あわせがき)

幼けしたる物(いたいけしたるもの)

岩飛び(いわとび)

鵜飼(うかい)

鶯蛙(うぐいすかわず)

うさぎ

宇治の晒(うじのさらし)

鵜の鳥(うのとり)

大繪(おおえ)/おかしき天狗

御田(おんだ)

貝盡し(かいづくし)

海道下り(かいどうくだり)

景清(かげきよ)

葛城天狗(かずらきてんぐ)/木の葉天狗(このはてんぐ)

鐘の音(かねのね)

鎌倉(かまくら)

神鳴(かみなり)

鴈雁金(がんかりがね)

栗焼(くりやき)

桒の弓(くわのゆみ)

盃(さかづき)

猿聟(さるむこ)

三人夫(さんにんぶ)

十七八(じゅうしちはち)

泰山府君(たいざんぷくん)

蛸(たこ)

通圓(つうえん)

土車(つちぐるま)

道明寺(どうみょうじ)

名取川(なとりがわ)

七つに成子(ななつになるこ)

塗師(ぬし)

子の日(ねのび)

福神(ふくじん)

福の神(ふくのかみ)

福部の神(ふくべのしん)

府中(ふちゅう)

鮒(ふな)

放下僧(ほうかぞう)

法師ヶ母(ほうしがはは)

松楪(まつゆずりは)

御影(みかげ)

餅酒(もちさけ)

餅盡し(もちづくし)

祐善(ゆうぜん)

雪山(ゆきやま)

弱法師(よろぼし)

楽阿彌(らくあみ)